この記事では年間500冊以上の絵本を読む長女と、『絵本は最高の幼児教育』と思ってやまない私が、子どもにおすすめの絵本を0歳1歳2歳3歳4歳5歳6歳と年齢別にランキングしていきます!
突然ですが、絵本選びに悩んだことはありませんか?
子どもの誕生日やクリスマスプレゼント選び、出産祝いなどなど・・・
様々なシーンで絵本は大活躍です。
その度に思うのは、
年齢が気になって仕方ありません!!
わが家でも年齢にあっていない絵本を読み聞かせしたところ、離脱された過去が多々あります。
絵本は子どもがワクワク・ドキドキしないと興味をもちません。
そこで!
現在、年間500冊以上読み込むわが家の長女と一緒に、年齢別に絵本をまとめてみました!
さらに!
厳選した中から、皆さまのお気持ち(どの気持ち?)にお答えしまして、ランキング形式で紹介していきます。
ぜひ、お楽しみください!
個人的にはかなり豪華なおまけのミニ知育コラムシリーズも載せていますので、お時間があればぜひご覧ください^^
3姉妹を子育て中のワーキングマザー。職業は医療職。子どもから大人まで病気やケガをした方の回復をサポート中。そこで得た医療知識を使って、幼児・小学生向け…と、つきしば家 独自の教育論を積み上げ中!モットーは『子どもの脳が”ワクワク”する体験や学びを増やすこと』。当ブログオリジナルキャラ”脳育ちゃん”が子どもがよろこぶポイントに花をそえてくれます♪
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目次
年齢別に絵本をおすすめしたい理由。さまざまな場面で大活躍!
絵本は子どもが一番最初に出会う色んなことを教えてくれるものです。
もちろん知育玩具も同じです。
ただ、おもちゃと違うところは、読み聞かせという両親の声が入るところなんですよね。
耳からの刺激は赤ちゃんのうち、はたまたお腹にいるときからの最高の栄養源です。
おそらく、昔から変わらない大切なことですね。
なので、誕生日やクリスマスなどのプレゼントとして選ぶことも多いものです。
ただこういうイベントは年齢によってほしいものが様々…
[引用画像:みんなのプロジェクト(贈り物・プレゼント事情)]
ママパパ向けに「誕生日プレゼントにあげたもの」アンケートでも、
第1位:おもちゃ、第2位:衣類、に続いて堂々の3位!
おじいちゃん、おばあちゃんからも絵本をもらう機会が多いのではないでしょうか。
[引用画像:電ボビ(2017年クリスマスプレゼント大調査)]
[引用画像:電ボビ(2017年クリスマスプレゼント大調査)]
更に、クリスマスプレゼントでも、ゲームやおもちゃに続いて上位にランクイン!
特に0~2歳、9~12歳で選ばれていますね。
個人的には自己主張がまだ少ない時期と、おもちゃやゲームのブームが一段落した?時期のような気がしてなりませんw
「一度離れても、また離れられなくなる」それが絵本!
子ども達がたくさん絵本を読むようになってから、私や夫も本を読む機会が非常に増えました。
何歳になっても絵本は年齢関係なく、変わらず傍にいてくれるものですね!
子どもにおすすめの年齢別絵本ランキング【2020年度版】
それでは0歳・1歳・2歳・3歳・4歳・5歳のおすすめの絵本を紹介していきます!
更に、おすすめの絵本の中からベスト3も発表しています。
0歳におすすめの絵本
0歳枠では、この3冊が見事ベスト3に輝きました!!
3冊に厳選するのってかなり大変ですね(笑)長女と一緒に頭を悩ませました。
決め手は「3姉妹ともファーストブックになった」絵本です!
この絵本からわが家の絵本好きは始まりました。
第1位「めくってばあ!」レビュー
あまりに好きすぎて2冊目を買いました(笑)
可愛らしい絵にくわえて、頑丈なフェルトのしかけ。
更に、めくる方向が上めくり・下めくりになっているので手先の運動も兼ねています。
いないないばぁの要素も兼ねそろえ、ハードブックなので頑丈ですよ。
第2位「だるまさん」レビュー
乳幼児の絵本はこれ!といっても過言ではないくらい、面白い絵本です。
わがやでは最初「だるまさんが」のみ購入したのですが、好きすぎて結局シリーズを購入(笑)
子どもが絵本をみながら、初めてマネっこしたのがこの絵本でした。
「だ~る~ま~さ~ん~が~~ドテ!!」は子育てママの定番ですね。
ちなみに私たちも3姉妹も、すべて暗記しているので、どこでも読めますw
第3位「くっついた」レビュー
この絵本はママとギュウしたいときの大定番の絵本です!
とにかく色んな動物がくっつきます(笑)
読み聞かせしながらギュウした数は計り知れず・・・
ただ、夫が毎回ツッコミます。
そして、子ども達から「パパも大好きだよ!」といわれるのが、ルーティン化した絵本です(笑)
思い出の1冊です。
惜しくもベスト3!には入らなかったものの、0歳におすすめしたい絵本をこちらの記事で厳選しています。ぜひご覧ください♪
1歳におすすめの絵本
いや~1歳枠も思い入れが強すぎな絵本ばかり・・・
全部ベスト3に入ってしまうくらいの勢いです(笑)
決め手は「動物と食べ物がメインででてくる」絵本です。
一番、身近に感じるものを中心に選びました。
第1位「はらぺこあおむし」レビュー
どの年代にも愛される大ベストセラーですね!
もちろん私も小さい頃、読みました。
幼虫がさなぎになってちょうちょになる流れをここまで面白くわかりやすく教えてくれるなんで凄いですよね!
とくにあおむしが食べる食べ物がおしゃれ。
そしてあの「穴」!!
子ども達のツボにはまる要素満載です。
第2位「やさいさん」レビュー
野菜がどういうものかを、しかけを交えて教えてくれるベストな1冊です!
土の中から、野菜の葉っぱ部分だけでていて、「だあれ?」と聞いてきます。
しかも意外にむずかしく、考えこむ野菜もありますよ。
そして、
食育にもなります。
迫力もあるので、この絵本をきっかけに芋ほり体験もしたわが家です。
第3位「おさじさん」レビュー
0歳は手づかみで食べていたご飯。
そこからスプーンを使うことの大切さを教えてくれる1冊です。
うさぎさんも最初は意地になっていましたが、痛い目にあって気づきます。
スプーンさんがやさしく丁寧におしえてくれますよ。
リズミカルにお話が進むので、何度も繰り返し読めます!
ベスト3以外の1歳におすすめしたい絵本をこちらの記事で厳選しています。ぜひご覧ください♪
2歳におすすめの絵本
【2歳におすすめの絵本ランキング】
イヤイヤ期って本当にしんどいものですよね・・・語りだしたらキリがありません・・・
「どうすればいいんじゃ!」と何度も思いましたし、長女の時は悩みすぎて泣きました・・・>>イヤイヤ期の対処法!魔の2歳児に効く?簡単でむずかしい1つの方法参照(笑)
正直、私がイライラしすぎて絵本の読み聞かせの量が減ったこともありました。
それでも、この時期に支えてくれたのは絵本でした。
決め手は「イヤイヤ期でも嫌がらずに読んでくれた」絵本です。
絵本を読むことで落ち着いたり、動いてくれたりしたので、きっかけづくりにもなりました。
第1位「もったいないばあさん」レビュー
何度も紹介していますが、わが家のバイブル絵本です(笑)>>【敬老の日】絵本の読み聞かせでおじいちゃんおばあちゃんに会いに行こう!
というのも、わが家は核家族なので祖父母に会えるのは年に数回ほど。
それでも3姉妹とも「おばあちゃん」の存在が大好きです!
そのおばあちゃんに「もったいない!もったいない!」と言われたら母より威力抜群(笑)
生活習慣の基本作りに大切なことばかり。
イヤイヤ期でうまく行っていない部分は強調して思いをこめて読み聞かせをしました。
絵も味があって可愛いです!
第2位「三びきのやぎのがらがらどん」レビュー
2歳になると物の大きさに興味がでてきます。
なので、大・中・小の登場人物がでる絵本をよく選んでいました。
がらがらどん達がわたる橋の音がオノマトペで表現されているので、ドキドキワクワク感が楽しめます!
しかも、トロルにも興味津々…
子どもは怖いものもついつい見たがる傾向にありますよね。>>【おばけの絵本のおすすめ10選】読み聞かせでドキドキを引き出そう!
第3位「くれよんのくろくん」レビュー
お絵かきに興味がでると好きな色がでてきますよね。
ダントツで一番最後まで残る色は黒…クレヨンあるあるが物語になった1冊です。
更に、友達とのトラブルも出てくるこの時期。
絵本の中でもどこかしらで喧嘩しています。
そして、使われないくろくんに対してもひどい言葉が・・・
そのときにシャープペンのおにいさんがくろくんに助け船を出してくれます。
くろくんが大活躍した後、「ごめんよ」と仲直りするところまでがしっかり描かれていて、
胸にじんわり来ます。
優しい絵と引き込まれる文章で一気に読めますよ。
ベスト3以外の2歳におすすめしたい絵本をこちらの記事で厳選しています。ぜひご覧ください♪
3歳におすすめの絵本
【3歳におすすめの絵本ランキング】
3歳と言えば、好奇心がどんどん強くなり、毎日なぜ?なに?攻撃(笑)
イヤイヤ期が残ってはいますが、会話が成立し、マナーやルールも覚えだしてきます。
決め手は「思いやり」絵本です。
第1位「どうぞのいす」レビュー
究極のお・も・て・な・しの絵本です。
うさぎさんが作った、たった1つの椅子から物語が始まります。
次々に「どうぞのいす」に物が置かれていきます。
どの動物も「どうぞならば・・・」のくだりが可愛らしく、頂いたあとは必ず別のものを置いていきます。
自分ももらったから、相手にも。
他人を思いやれるって素敵ですね。
第2位「ちいさなヒッポ」レビュー
おそらく超名作級の名作です!
絵本の絵はすべて版画でできています!
もう絵だけでも、読み応え抜群!!
カバの子どもがお母さんに一人で生きるすべを教えてもらっていく話です。
ワニに食べられそうな緊迫した場面で、母が子どもを助けるシーン。
絵の力も合わさって衝撃でした!!
「グァオ」の言葉。大切な言葉。
言葉の1つ1つがその人を作っていきます。
まだまだ甘えん坊の子ども達ですが、読み終わった後、
感動していたようです(笑)
第3位「やさいのパーティーおおさわぎ」レビュー
とにかく野菜がたっくさん登場します。
中には子ども達が苦手な野菜たちも・・・
それでもマヨネーズやドレッシングの力は偉大ですよね。
なんでもおいしく食べられます!
そんな野菜たちがパーティを開いて、おいし~いサラダになるまでが描かれていますよ。
呼んだ後は、サラダが食べたくなるのはお決まり?
ベスト3以外の3歳におすすめしたい絵本をこちらの記事で厳選しています。ぜひご覧ください♪
4歳におすすめの絵本
4歳といえば、「小さな大人」!
体も大きくなり、会話も成立してきます。
生活習慣も身に付き始めますね。
ただ、注意するとそこから始まる口答えや言葉の悪さ・・・
集団生活も基本になる時期でもありますね。
「言葉の大切さ・相手を思いやる気持ち」を絵本にも託します(笑)!
第1位「なないろどうわ」レビュー
赤・橙・黄色・緑・青・藍色・紫の色をテーマにしたお話が7つあります。
1話ずつ短編並なので”どうわ”という題名なのかもしれません。
くまさん・うさぎさん・さるさんが主人公なのですが、わが家は3姉妹にあてがって読んだりしています。
だれでも持っている感情。
怒り、優しさ、嬉しさ、寂しさ、恥ずかしさ・・・いろいろな感情をぶつけながら成長する三人。
子ども達にもこんな人間関係を築いていってほしいなと思わずにはいられません!感動して泣く(笑)
色の持つ力ってとても大きいですね!
第2位「すてきな三にんぐみ」レビュー
この絵本も名作ですね!
どろぼうだった3人組がある日、馬車の中で出会った女の子を攫ってきます。
そしてその子に言われるのです。
「そのお金どうするの?」
今までやみくもに泥棒をしているだけだった3人組が新たな目的を見つけます。
子どもの一言ってすごいですね!
第3位「じごくのそうべえ」レビュー
見た目が怖そうなことに加え、言葉がちょっとばかし悪いかな?と思う部分を、
面白さで一気にかき消してくれます!
そして、登場人物4人の連携プレー!
特技を使って物事に立ち向かっていく姿が読んでいて、かっこよく感じます。
仲間っていいですね>>【妖怪の絵本のおすすめ10選】絵本好きへのきっかけに!怖さと面白さは紙一重
個人的には「じんどんき」のくだりが好きです。
ベスト3以外の4歳におすすめしたい絵本をこちらの記事で厳選しています。ぜひご覧ください♪
5歳6歳におすすめの絵本
【5歳6歳におすすめの絵本ランキング】
5歳といえば、体も心も更に成長!
お出かけするときの持ち物がほとんどいらなくなり、グズりがほぼ0に!楽しくなりますね>>子供とお出かけ【持ち物】の必須9選、おすすめ10選!3姉妹ママの工夫
そして、社会性が身につき、生活習慣の大切さが浮き彫りになってきます。
友達との関係性も大切ですし、難しくもなってきます。手がでる喧嘩より、口がでる喧嘩ですね。
だからこそ、「心の動きを大切にしてほしい」「相手の気持ちを考えてみよう」の思いを絵本にのせます。
口ではなかなか伝わらないことも、何かを介することで子ども達はびっくりするほど吸収していきますよ。
きっかけ作りにも。
第1位「ビロードのうさぎ」レビュー
読み終わったあとに「よかったね!」という子もいれば、「悲しかったね・・・」という子がでるほど、たくさんの感想が飛び交う1冊です。
おもちゃって子どもの頃は大切にされるのに、大人になればつかわれなくなるもの。
ディズニーのトイストーリー然りですね。
主人公:ぼうやのお気に入りのうさぎのぬいぐるみも、使われているうちにどんどん汚れて行きます。
ある日ぼうやが病気になってしまい、ぼうやの気づかないところで、大人の手によってうさぎのおもちゃはゴミ箱へ。
すると不思議なことがおこります。
愛おしくて、でも寂しさも残る…大人でも心を揺さぶられます。
第2位「おおきくなるっていうことは」レビュー
「大きくなるとどんなことがあるの?」という子どもの素朴な疑問に答えてくれます。
大きくなるということは体だけではなく、心の成長も同時にスタート!
当たり前なようで当たり前じゃない。
わかっているようでわかっていない。
子どもは大きくなってもまだまだ未熟です。
だからこそまだまだ成長していくんだよと優しく教えてくれている気がします。
よく友達や姉妹喧嘩をした時に読み聞かせをすると、みょうに食いつきがいいのでしたw
リズミカルにわかりやすい文章で教えてくれるので、成長のバイブル的な役割もはたしてくれる1冊です。
第3位「スイミー」レビュー
有名なお話ですね。私が子どもの頃は国語の教科書に載っていました。
1匹だけ黒色のスイミーたちは、ある日、自分たちより大きい魚に追いかけられ、丸のみにされてしまいます。
生き残ったのはスイミーだけ。
ひとりぼっちでさみしくて…かなしくて…
そこからがスイミーのすごいところ!
あきらめずに小さい体でたくさんのことを考えて、最後は自分より大きな魚に立ち向かっていきます。
スイミーの勇気と知恵!
そして、みんなで力をあわせることの大切さを教えてくれる1冊です。
絵も独特な版画調で素敵!
ベスト3以外の5歳におすすめしたい絵本をこちらの記事で厳選しています。ぜひご覧ください♪
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子供の年齢にあった絵本を読むことで興味を引き出そう!
【2歳におすすめの絵本ランキング】
【3歳におすすめの絵本ランキング】
【5歳6歳におすすめの絵本ランキング】
いかがでしたでしょうか?
年齢別におすすめの絵本ベスト3を一気に紹介してきました!
読み返すとどれも思い出のものばかりです。
絵本を読むとその頃の気持ちや情景が思い出されるので、何年たっても色あせないものですね。
絵本を年齢別に選ぶことで、子どもの体や心の発達に寄り添うことができます。
もちろん、年齢が前後してもOKです!
小さい頃に読んだ絵本を自分の子ども達に読むと、その頃に感じた思いがよみがえってくることもあるのではないでしょうか?
絵本は人生を形作るもの。
もちろん、絵本の読み聞かせで喉がイガイガすることや、「もう一回!読んでママ!!」と何度も同じお話をエンドレスでたのまれることも・・・
共働きで時間がない毎日ですが、絵本を読む習慣だけは毎日欠かさず行ってきました。
1冊だけ読んでも、途中で寝落ちしてもOK(笑)!
子どもが絵本を読む習慣をつけることで、今後の成長や人生のカギになるかもしれません!ちょっと大げさですがw
ぜひ、子どもと絵本との素敵な時間をぜひお過ごしください^^
【子どもがよろこぶ絵本シリーズ】
【医療職つきしばのミニ知育コラムシリーズ】