この記事では『絵本は最高の幼児教育』と思ってやまない私が、年間500冊以上の絵本を読む長女と一緒に、乗り物のおすすめ絵本と、「乗り物が好きな子どもの特徴とは?」の疑問にお答えしていきます!
今回は、乗り物好きの子にあげるなら、これっきゃない!って乗り物絵本を厳選してみました!
好きな子に、興味の対象のものをあげたときの興奮ぷりは、たまりませんよね!
見るからに脳内でなんか分泌されてる!って感じ(笑)
子どものこうした興奮っぷりをみちゃうと、脳内の動きをついつい考えちゃう私です。
わが家の次女は1歳頃から、バスや電車をみかけては大興奮で手をふり、首をふり・・・(笑)
いつもまわりから温かな目で見られています。
この反応がきっかけで、わが家に乗り物の絵本がどんどん増えて行きました。
そんなある日、ふと、長女が、
と、言っていました。
素朴な疑問が素晴らしい!
それでは乗り物のおすすめ絵本の紹介と、ミニ知育コラム④「乗り物が好きな子どもの特徴とは?」もあわせてお伝えしていきます!
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目次
乗り物が好きになるおすすめの絵本7選
【乗り物絵本のおすすめ7選】
- でんしゃにのって
- はじめてののりもの100
- のりものパズル
- がたんごとんがたんごとん
- ぼくのでんしゃでんしゃ!
- バムとケロのおかいもの
- のりものいろいろかくれんぼ
この絵本は「乗り物大好き!」「これから好きになってもらいたい!」という子どもたちにおすすめしたい絵本です。
年間500冊以上読む本の虫。長女と厳選しました!
誕生日や出産祝いなどのプレゼントにもおすすめです。
1.でんしゃにのって
わが家の乗り物絵本で、お気に入りナンバーワンです。
といいますか、乗り物でおススメするならこの絵本!!というくらい何度も読みました。
主人公の小さい女の子が電車にのっておばあちゃんのところに遊びに行くまでが描かれています。
途中に変わった駅の名前からたくさんの動物たちが乗り込んできます。
席が空いていなかったらゆずりあったり、落としたものを拾ってあげたり。
子どもにも電車のマナーもわかりやすく書いてあります。
初めて読んだとき、女の子の表情が全然変わらないなと思っていたのですが、おばあちゃんにあったときに笑顔が見られていたので、緊張していたんだ!と納得しました。
初めての冒険、初めての遠出。ドキドキ、ワクワク♡
子どもの心情を動物やおばけで表現しているのも、わかりやすくて共感できます!
もちろん、電車の「ガタゴトーガタゴトー」のオノマトペも楽しめます。
作者のとよたかずひこさんの絵本は必ずといっていいほど本屋さんにあります。「どんどこももんちゃん」シリーズも書かれている方ですね。
ちなみに調べてわかったのですが、この絵本は「うららちゃんののりもの絵本シリーズ」と呼ばれていて、全部で6冊あります!
わが家はこの絵本と「ばしゃにのって」を持っていますが、あと4冊も読みたいです✨
2.はじめてののりもの100
次女の2歳の誕生日プレゼントのときに買いました。
今でも、寝るときに一緒に持って寝るほどお気にいりです。
絵本というより図鑑なのですが、とにかく私も知らない乗り物がたくさん書いてあります!
次女はこの図鑑のおかげで新幹線の種類や、飛行機とヘリコプターの違いに詳しくなりました。
ソフト素材なので、持っているだけでも手に馴染みます!
3.のりものパズル
次女の2歳の誕生日プレゼントに買いました。
実はこの絵本、パズルになっています!
しかも、木のえほんなので、触り心地もいいです。
はじめはしらなかった乗り物も、自分で作ることで覚えていくことができます。
ただ、パズルがマジックテープ式なのですが、年数がたつにつれて、取れやすくなってきます・・・
そんなときはわが家の定番IKEAのプラスチック袋で可愛くまとめていますよ。ちょっとした収納術でした。
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ちなみにこの絵本の存在を知ったのは、長女の出産祝いで動物パズルをもらったことがきっかけでした。
長女が大好きだったので、次女の好きな乗り物はないかなと探したところたどり着きました!
4.がたんごとんがたんごとん
初めての乗り物絵本といったら、この絵本ですね。
何度、繰り返し読んだことでしょう(笑)
赤ちゃんがよく使う哺乳瓶やスプーン、りんご、ねこさんが駅で待っています。
「のせてくださーい」というと電車が止まって乗せてくれます。
最後、終点で全員おりたのは、使ってくれるお友達のところに行きたいのかな?
そして、「もういっかーーーい!」のコール!
内容が短めなので何回も読めますw
5.ぼくのでんしゃでんしゃ!
とにかくひたすら乗り物が走っています!
絵がとても綺麗で細かくて、ビュンビュンビューン!!という音が聞こえてくるくらいです!
電車、新幹線、ケーブルカー、観光列車、寝台列車、ローカル電車・・・
ページをめくると、乗客の人たちが何をしているかまでわかります。しかもウォーリーを探せ方式で、有名な人が混ざっていることも(笑)
人じゃないものもまざっていて、面白いですよ。
スピード感がありながらも丁寧に説明されているので、②で紹介した図鑑と照らし合わせてみるのも、楽しいです!
6.バムとケロのおかいもの
有名なバムとケロシリーズから、お買いものの絵本です。
お買いものがメインのお話なのですが、この大きな車で、出かけるところがどうやらツボのようです。
表紙をみて、大きな青い車にのるか、後ろの小さな赤い車に乗るかで、長女と次女でよく喧嘩してました(笑)
このシリーズの特徴的なところなのですが、絵がゆったり、文章もまったりしてるんですよね。
題名をつけるなら「優雅な午後のティータイム」ですね!よくわからん(笑)
買い物にいく場所もドーナツ屋さん、布屋さん、生活用品店?屋さんなど、個性的でクスッっと笑ってしまいます。
買いたいもののために、我慢してあきらめる場面も印象的です!
乗り物にのって月1回の買い物の日、バムとケロのノリツッコミ!!
最高に笑わせてくれる?1冊です。個人的にはケロがあっさりボケをかましている所が好きですw
ちなみに長女のお気に入りは「バムとケロの日曜日」です!
7.のりものいろいろかくれんぼ
この絵本はいないいないばぁ!的な意味あいも込めて、赤ちゃんの時期にお世話になりました!
特に、お出かけのときは重宝しました。
かたぬき絵本と呼ばれていて、どんな形のものになるかは開いてみないとわかりません!
少し、なぞなぞの要素も入っていますね。
赤ちゃんのよだれがついた手でめくっても、型くずれしない頑丈な材質です!
ワクワク・ドキドキがたくさんつまった絵本です。
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まとめ
【乗り物絵本のおすすめ7選】
- でんしゃにのって
- はじめてののりもの100
- のりものパズル
- がたんごとんがたんごとん
- ぼくのでんしゃでんしゃ!
- バムとケロのおかいもの
- のりものいろいろかくれんぼ
乗り物もたくさんの種類がありますが、電車や車は人気ですね!
わが家は帰省のためよく新幹線にのるのですが、⑤の絵本は新幹線の前に必ず読みたくなるようです(笑)
たくさんの乗り物の名前を覚えることにもつながるので興味・関心、更には知育にもつながって行きそうです!
知育コラム④「乗り物が好きなこどもの特徴とは?」
リハビリ療法士つきしばが積み上げてきた医療知識と、3姉妹の子育て経験をあわせてミニ知育コラムを作りました!
シリーズ第4弾です。
「なぜ、次女は乗り物好きなのか?」と長女の素朴な疑問から始まりました(笑)
乗り物の中で、特に電車が大好きです。
電車は一定の形、一定の動き、一定の速度で繰り返し動く乗り物なので、その繰り返しに興味を持つようです。
以前、脳の発達には順番があるとお話ししましたね。
脳はうしろからまえに向かって成長していきます。
脳の成長の順番 | 主に発達する場所 | |
0歳~ | 後頭葉(目で見る)・側頭葉(耳で聞く)が発達 | |
1歳~ | 側頭葉(ことばの理解)が発達 | |
3歳~ | 頭頂葉(触れたり、運動神経が成長)が発達 | |
8歳 | 側頭葉(難しい言葉を覚える)前頭葉(物事を考える)が発達 | |
10歳 | 前頭葉(すべてがまとまる。性格できる)が発達 |
※個人差あり [参考サイト:脳に効く習い事]
赤ちゃんのうちは目で追ったり、耳で聞いたりするおもちゃが中心なのはそのためです。
徐々に成長し、外にでて初めて電車や新幹線をみたとき、速さや音にびっくりしたり興味をしめす場面があるのではないでしょうか。
次女も初めて電車をみたときの大興奮っぷりを今でも覚えています。
もちろんこれは一般的な成長であって、のちのち得意分野が出てきます。
おそらく次女は目や耳を使うことが得意といいますか、好きなのかもしれません。
世の中的には「乗り物=男の子」のイメージが強いですが、女の子でも乗り物大好きな子もたくさんいます!
トーマス大好きです^^
脳科学的にも、男の子と女の子の脳の発達は違います。
異なる原因は、性ホルモンの違いです。なんだか難しい話になってきましたね・・・
- 男の子は、やんちゃで元気いっぱい!危険なことにもドンドンチャレンジ!1つのことを好きになったらとことんじっくり取り組む!
- 女の子はおしゃべり上手で、ママの顔色や周りの状況もいち早くキャッチ!共感能力やコミュニケーション能力も非常に高い!落ち着いていて、相手の心を読み取れる。
- ホルモンの違いが脳へ作用するので、男女で興味・関心やすきなものがある程度違ってくるのは当然です。しかし、脳科学の立場からいえば、男女の差など吹き飛んでしまうくらい脳にはいろんなタイプがあります。
- 日本のおもちゃは男の子向け、女の子向けとはっきり分かれている傾向があります。色も男の子用は青系、女の子は赤系が定番ですし、おもちゃ売り場も男女で分かれています。
- 世界的にみると特殊で、ほとんどの国では男女の区別なく、子どもが性差にしばられずに好きなおもちゃを選べるようになっています。
- 性別による子育ての違いはあるが、それよりも本人の個性を伸ばすことの方が大切
引用著書:5歳までにやっておきたい本当にかしこい脳の育て方
どうやらホルモンの影響だけでは、子どもの「これが好き!」「これに興味がある!」といった好奇心は説明がつかないようですね!
男女の違いでは片づけられない、好奇心からくる個性!素敵な見解ですね。
次女の電車好き、色も緑が好き、活発でおちつきがないのも、一つの個性です!!
みんなちがって、みんないいんです! by:にほんごであそぼ
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さいごに
わが家は、実家が遠方にあるため新幹線をつかって帰省しています。
その度に子ども達は、「新幹線にのって楽しい場所に行く」と大興奮です。
乗り物のことを知るのに、絵本は大活躍です!わたしより詳しいことを教えてくれます(笑)
実際に外でみると嬉しくなりますし、「〇〇に乗って行ってみたい!」という興味・関心まででてきます!
お出かけするときの楽しみに、ぜひたくさんの乗り物にふれあってみて下さい!