この記事では自分の足でラン活しまくって学んだ知識を元に、失敗しないランドセルの選び方のコツを6つのポイントから徹底解説しています。
いざ、ランドセル選びをしようと思っても、何を基準にすればいいか漠然としすぎてわからなくなりませんか?
今やラン活という言葉があるほど、ランドセルも多種多様!


わかります…
私もラン活をする前はパンフレットや資料を読みすぎて頭が痛くなりました…
そこで、そんな声を解決すべく、自分の足でラン活してきた経験から6つのポイントに注目してみました!
先に結論を言ってしまうと、こんな感じですね。
【ランドセル選びの6つのポイント】
- 背カン
- 重さ
- 革の質
- 価格
- 容量・収納
- 色・デザイン
この記事を読むことで、この6項目がランドセル選びにとても重要かが、一気にわかると思います。
更に、この選び方のコツを知っていることで他社メーカーと比較するときの判断材料にもなります!
この記事はこんな人にオススメです♪
- ランドセル選びのコツを知りたい方
- ランドセル選びに失敗したくない方
- ラン活をスムースに終了させたい方
それでは、ランドセル選びに失敗しないためにも6つのポイントから詳しくお伝えしてしていきます!
これで、ラン活が楽しくなること間違いなし♪
ぜひご覧ください!
3姉妹を子育て中のワーキングマザー。職業はリハビリ療法士。子どもから大人まで病気やケガをした方の回復をサポート中。そこで得た医療知識を使って、幼児・小学生向け…と、つきしば家 独自の教育論を積み上げ中!モットーは『子どもの脳が”ワクワク”する体験や学びを増やすこと』。当ブログオリジナルキャラ”脳育ちゃん”が子どもがよろこぶポイントに花をそえてくれます♪




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目次
ランドセル選びでもっとも重視されるものは?
[引用画像:PR TIMES]
男の子と女の子でバラつきがありつつも、一般的にもっとも重視されている項目は耐久性・丈夫さです。
- 耐久性・丈夫さ(28%)
- 重さ・背負いやすさ(25.5%)
- デザイン(21%)
子どもの動きは非常に自由かつ、大胆ですよね。
遊びに夢中になればなるほど、ランドセルを床になげたり、地面においたり…まぁ、汚れます。
たしかに耐久性・丈夫さは重視したいところですね!
更に、学校で使う教科書や備品を背負わなければいけないので、軽くて背負いやすいことに越したことはありません。
そして、可愛いものには目がない女の子はランドセルのデザインも非常に重要。
というか、そこしか見てないのでは?と思うくらい外見重視ですw
まとめると、
- 耐久性
- 機能性
- デザイン性
この3つが主軸になっていくこと間違いなしです。
6年間子どもの背中に寄り添ってくれるものですから、見極めポイントをしっかり心得ておきましょう!
ランドセル選びの失敗談

ポイントをしぼっていたはずなのに失敗した…!ということもよく聞かれます。






ランドセル選びを始める時期って子どもも年中や年長ですし、パパママも初めてのことで戸惑いがち…
6年間使うものを最初の1回で決めて!って言われているようなものです。
失敗談を踏まえておくことで、ポイントもグッとしぼられますね。
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ランドセルの失敗しない選び方
【ランドセル選びの6つのポイント】
- 背カン
- 重さ
- 革の質
- 価格
- 容量・収納
- 色・デザイン
ランドセル選びで重視する項目や失敗談を踏まえて、この6つのポイントさえ押さえれば、希望のランドセルが見えてきます!
というか、この6つさえ押さえればどうにかなります(笑)
実際に自分の足でラン活してきて見えたとても重要な項目なので、ぜひゆっくり読んでみて下さい!
1.背カン

背カンと聞いてすぐにピンとくる方は相当、ラン活のレベルが高いです(笑)
そのくらい、マニアックかつ重要な部分です。
背カンとは、ランドセル本体と肩ベルトをつないでいる重要な部分です。
[引用画像:澤田屋ランドセル公式サイト]
少し話がそれますが、仕事柄、姿勢には人一倍うるさいです。
他のラン活記事にも書いていますが背カンでランドセルの良さが決まると勝手に思っています!
そのくらい、子どもがランドセルを背負ったときに重要になってくる部分です。
大きく2つのタイプに分かれます。
- 可動タイプ(①左右別々②左右同時)
- 固定タイプ
たくさんのランドセルを長女に背負ってもらいましたが、一番おすすめなのは可動タイプ(①左右別々)です!
工房系と言われる有名なランドセル店でも、可動タイプ(①左右別々)を採用しているところが非常に多いです。
[引用記事:土屋鞄]
可動タイプの一番おすすめポイントは左右別々に動いてくれるので、背負いやすいところです。
しかも背負いやすいと、軽さも感じるようで、

と、子どもながらにわかるようです。
実際に店員さんに聞いたところ、

とのことです。
実際に固定タイプも背負ってもらったところ、長女比ではありますが痛みと固さがありました。
[引用記事:オオバランドセル]
長女の場合ですが、少し浮いてしまっています。新品なので、革がまだ馴染んでいない感じもありますね。
[引用記事:オオバランドセル]
このような作りなので、可動性より固定力(耐久力)の方が強いです。
子どもさんによって背負い心地に差があると思うので、実際に背負ってみることをおすすめします。
どのランドセルメーカーも背カンは力を入れている部分でしたが、特に素晴らしいと感じたのは澤田屋ランドセルと中村鞄ランドセルです!
そのくらい惚れ惚れしてしまう背カンでした。ぜひ一度、背負って見て下さい♪
2.重さ

子どもの小さな背中に背負うランドセルですから、重さも非常に重要です。
重さは素材によって違ってきます。
主にランドセルの素材に取り入れられるものは、
- 牛革🐄
- コードバン(馬)🐴
- 人工皮革(クラリーノ)
の3種類に分かれています。
牛革とコードバンをあわせて天然皮革とも呼ばれています。
大きな違いは重さ、価格、耐久性です。
人工皮革 | 本革(牛革/コードバン) | |
重さ | 1200g前後 | 1500g前後 |
価格 | 約3万~ | 約5万~ |
耐久性 | 強い。手入れ少なめ。 | 非常に強い。手入れ必要。 |
人工皮革と本革では約300g前後、重さに違いがあります。
ちなみにクラリーノは株式会社クラレが生産している人工皮革のことです。特許みたいなものだと勝手に解釈しています。
今や人工皮革の代名詞ですよね!
余談ですが、人工皮革はランドセルの色の種類も多く、デザイン力に非常に優れています。
一昔前よりたくさんの色が選べるようになったのは、そのおかげかもしれません^^
牛革とコードバン(馬革)の違いは、触ってもらうと一発でわかります。
牛革は触った感じがしっとりデコボコ、コードバンはしっとりツルッって感じです!感覚的な表現ですみません。
どちらも非常に耐久力が優れていますが、やはり天然皮革だけあって価格が高めです。
特に、コードバンは希少性が高い素材としても有名ですよね。
今や技術が進み、人工皮革でも耐久性や丈夫さを、牛革/コードバンでも重さを感じないランドセルが非常に増えてきています。
実際に、長女にもどちらも背負ってもらいましたが、


と、そこまで重さに違いを感じていませんでした。
子どもが背負うとなると少しでも軽くしてあげたい!と思う親心w
のちのち教科書や体操服などを入れれば、どんどん重くなることは予想できますし、何より重いと姿勢が悪くなります!!仕事柄、姿勢にはうるさいです!何度でも言うw

背中に重いものを持つと、肩・腰だけでなく、首も前に出てしまいます。
いわゆる猫背ですね。
この状態が長く続いてしまうと痛みが出て、姿勢を直せなくなってしまいます。

子どもは特に姿勢には無頓着。
わが家も食事や勉強の姿勢を365日、注意している気がします…(笑)
姿勢は意識から改善できるので、実際にランドセルを背負っている姿を確認してみましょう!
3.革の質
②で革の種類の話をしましたが、ランドセルの外側と内側で使っている素材が違うことが意外に多いって知っていましたか?
結構、見落としポイントです!
外側が豪華でも、中が薄っぺらでは、実際に物をいれていると傷ついたり、ほつれてくる危険性があります。
ぜひ確認してみましょう!
更に、ランドセルの背当ての素材も意外に見落としポイントです!
[引用記事:中村鞄]
背中に直接あたる白い部分ですね。
特に、夏場は子どもはたくさん汗をかきます。
- 天然皮革(ソフト牛革)は毛穴があるため通気性が良く、汗をかいてもムレにくいのが特長
- 人工皮革(クラリーノ)は通気性や肌触りが良く、お手入れが簡単なのが特長
動物の皮を使っている天然皮革の方が若干、通気性には定評がありますね。
しかし、近年の人工皮革の目覚ましい進歩!
今や天然皮革に引けを取らない通気性・吸湿性を高めています。
意外にも見落としポイントなので、チェックしてみてください!
4.価格

>>澤田屋ランドセルの記事にも書きましたが、一般的なランドセルの相場は約4~6万円です。
購入するのは両親(私たち)が多いですが、お祝いで、祖父母に買ってもらう方も多いと思います。
わが家も長女の入学祝いに祖父母にランドセルを買ってもらいました。
ただ、ここだけの話なのですが…
夫は兄妹が多く、孫が増えるにつれ、祖父母が孫全員分のランドセルをすべて購入するというのは現実的ではないと感じています。
現に、次女、三女と産まれるにつれ、全体的にお祝いの数は減りました(笑)いやらしい話ですみません💦
6年間使うものとわかっていても、初期投資をしすぎると他の準備品にも影響が出かねないので、お財布とよく相談する必要がありますね^^
それでも、低コスパで高品質なランドセルがほしい!という方には澤田屋のランドセルがぴったりです。
正直、このコスパでこの機能は凄すぎます♪
5.容量・収納

軽量化が進んでいるように、容量も1度にたくさんのものが入るような収納・工夫がされています。
近年、どこのランドセルメーカーをみても「A4フラットファイル対応」って書いてありますよね。

小学校で多く使われるA4フラットファイルです。横幅23cm×縦幅31cmあります。
つまり、このファイルが入るか入らないかで、機能性が変わってきます!
ポイントは・・・内寸サイズです!
[引用画像:澤田屋ランドセル公式サイト]
大マチ・小マチと呼ばれる部分は、革の厚さ込みでサイズが設定されています。これを外寸といいます。
内寸はそこから革の厚さ部分を引いたサイズです。
よくランドセル選びの失敗談でも、

と、内寸を調べずに購入してしまうことも多いです。
工房系といわれるランドセルメーカーと比較してみても、横幅が23.5cmあると開けた瞬間、広い!と感じました。
もちろん、A4フラットファイルもスポッっと入ります!
ポケット収納
更に、収納と言えばポケット部分です!
近年、ランドセルの前ポケット収納が非常に充実しています。
ポイントはマチがあるかないかです。
●マチなしタイプ●
[引用記事:池田屋]
写真の通り、子どもの手でもやっと入るくらいなので、取りづらさはあります。
ただ、ポケットにマチがついていない分、横から見た時のフォルムがスッキリみえます。
[引用記事:池田屋]
チャックが一直線なので、仮にチャックを閉め忘れても横からポロンと落ちることがありません!
子どもは他のことに夢中になっていると行動が雑になります。
ましてやここに家の鍵をいれていたらどうでしょう。ゾッとします(笑)
●マチありタイプ●
[引用記事:生田鞄]
写真をみてわかるように、スペースが広い!細かいものはたくさん入れておけそうです。
しかも、家の鍵などの重要なものはポケットの中にDカンと呼ばれるフックにつけておけば安心です!
[引用記事:山本鞄]
ただ、子どもの閉め忘れが心配という方は、横の部分にアコーディオンカーテンがついているタイプもあります♪
これなら横からの落下防止は防げそうですね。
容量・収納は子どもの使いやすさに直結してくるので重視したい部分ですよね。
A4フラットファイルが曲がらないようにスポッと入るかと、ポケット収納にも目をむけてみましょう。
特に収納が素晴らしいと感じたのは3社です。それぞれ特徴があるのでぜひ見てみて下さい^^
6.色・デザイン
多分、子どもさんが一番重要視している部分ではないでしょうか。
っていうか、ここしか見ていない気がします(笑)

[引用画像:PR TIMES]
男の子は黒が7割越えをしているのに対して、女の子はバラつきが多いですね。
赤・ピンク・水色・紫だけで各々で2~3割を占めています。
たくさんの色・デザインが選べるようになったのは、
本革より人工皮革の方が色の展開に優れているからです。
ランドセルメーカーによっては色や刺繍だけで数十種類、準備されているところもあります!
最近のランドセルは本当に可愛い!
デザインや刺繍にもとことんこだわっているメーカーが増えてきました。
店員さんの話では、

とのことですが、これ以上候補を増やしすぎると収拾がつかない…w
ちなみにわが家は赤にするか、キャメルにするかで散々迷いました(笑)
色選びやデザインは子どもも楽しめるので、ぜひ大切にした部分です^^
ただ!デザイン選びで注意してほしい点が5つあります。
- 刺繍糸の汚れ
- 刺繍糸のほつれやすさ
- 刺繍部分からの水のしみこみやすさ
- 刺繍の補修が6年間保証対象外の場合がある
- デザインに飽きる
可愛いものにはトゲがある…という言葉があるように、デザインを重視する場合は注意してほしい部分です。
意外に見落としがちですよね。
大切なランドセルを6年間長く使えるようにぜひ確認してみて下さい!
自動ロックor手動ロック
[引用記事:生田鞄]
近年、ランドセルのロック部分の自動化が増えてきましたね。
工房系のランドセルメーカーでも取り入れている会社が増えてきました。
子どもの閉め忘れの観点からみると自動化は素晴らしいですが、破損や手を挟まないか心配してしまうのも事実…

どの機能をとってもメリット・デメリットは必ずあるので、希望のランドセルを選ぶときのチェックポイントにしてもいいかもしれませんね。
おしゃれで機能性が高いランドセルほど、親と子どもの意見をどっちも叶えてくれるものはありません♪特に色やデザインが素晴らしいと感じたのは3社です!
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ランドセル選びを開始する時期はお早めに!
[引用画像:PR TIMES]
ラン活という言葉が流行りだしてから年々、ランドセル選びを開始する時期が早まっています。
まだ年度が切り替わる前の3月から始める方が3割を超え!早いですね💦
得に工房系と呼ばれるランドセルメーカーは売り切れ時期も非常に速いです!
実際にわが家は3月頃から資料を取り寄せて、4月~5月にかけて集中的に展示会に行きました。
土日はほぼラン活でしたね(笑)
3月以外では、5月の大型連休、8月の夏休み、12月の冬休みと、大型の連休ごとに購入のピークがやってきます。
連休後は完売品が一気に増えるため、できればピークが来る前の購入がおすすめです。
ランドセル選びに迷ったときのおすすめ3選
6つのポイントからランドセルをしぼっても、迷ってしまう!という方には、この3社をおすすめします^^
どのランドセルも工房系と呼ばれる職人が1つ1つ手作業で作っています。
しかも、安心の6年間無料保証もついています♪
6年間無料保証内容が各メーカーによって異なっています。購入する前にぜひご確認を!
(例えば…どこまでが無料修理可能か、修理中の代替えランドセルはあるのか、その際の送料の有無…等)
各々特徴があるので、ぜひ資料請求から行ってみて下さい!
きっと希望にあうランドセルが見つかること間違いなし^^
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ランドセル選びを楽しもう!
今回は、ランドセル選びを失敗しないために6つのポイントからまとめてきました。
【ランドセル選びを重視したい項目】
- 耐久性
- 機能性
- デザイン性
更に要点をしぼると、
【ランドセル選びの6つのポイント】
- 背カン
- 重さ
- 革の質
- 価格
- 容量・収納
- 色・デザイン
ポイントをしぼることで、ラン活がしやすくなること間違いなしです!
ラン活に頭を悩ませすぎると、本当にパンクします(笑)実体験済みw
パンフレットを取り寄せてから上のポイントである程度、候補を絞ってから展示会や店舗に足を運んでみるのも手だと思っています。
子連れでのランドセル選びは体力&グズリとの勝負ですからw
小さな背中に大きなランドセル。
これからの6年間、わが子と一緒にたくさんの思い出を作っていくことでしょう。
愛着があるランドセルになるよう、ぜひ楽しみながら進めてみて下さい!