2人目の妊娠がわかったと同時に、気になるのは上の子のことではないでしょうか?
さらに、お腹の赤ちゃんや自分の産後のことなど・・・
出産経験をしているからこその不安が付きまといます。
特に、上の子が保育園に通っていると、
意外にもネックな保育園問題!
自治体によって定められていますが、休園対応をとってくれる保育園が多いです。
そして里帰り出産するのであれば細かい日付の計算が必要です!
今回も1人目・2人目は里帰り出産、3人目は里帰りなし出産を経験した私の体験談を交えつつ、上の子の保育園問題と2人目の里帰り出産のメリット・デメリットもあわせてお伝えしていきます!
目次
里帰り出産の保育園を休園できる期間は?
東京都を例にあげていきます。
里帰り出産について、いくつかの区の認可保育園の対応を調べてみました。
[引用サイト:在園時によくある質問(世田谷区)]
[引用サイト:目黒区ホームページ]
私が住んでいる区もほぼ同じです!
大体はこの3つが決まりとしてあるようですね。
【休園する場合の決まりごと】
- 期間は2ヶ月以内
- 保育料は発生
- 休園届を提出
そうです・・・
休んでいても保育料が発生します!!
初めて聞いたとき、ここが一番盲点でしたw
キープ料といったところでしょうか。
ただ、区によっては、期間や保育料が免除になるところもあるようです。
[引用サイト:文京区ホームページ]
紹介したのは一部の区または自治体ですので、通園している園に確認してみて下さいね!
分娩病院の受診も忘れずチェック!
里帰り出産をするということは、分娩先の病院に「〇週目までに受診してください」と言われるケースがほとんどです。
大体、32~34週の後期になってからの受診を依頼されることが多いようですね。
働いているママは34週になると産休に入ります。
私は里帰りを見越して有給とあわせて少し早めに休みに入りました。
それでも1人目・2人目ともにギリギリに帰って受診していました。
妊娠中の経過は人それぞれですので、分娩病院へぜひ確認してみて下さいね!
休園できる期間を確認しよう!
わが家は区の認可保育園を利用しています。
休園できる期間が2か月と言われていましたが、1度登園するとその月すべてが登園したことになるというルールを園長先生から聞き、4か月近く休んでいました。
【例:5月が出産予定月】
- 4月1日登園(4/2~4/30休み)
(1度登園したため)⇒〇 - 5月すべて休み
⇒✖ - 6月すべて休み
⇒✖ - 7月30日登園(7/1~7/29休み)
(1度登園したため)⇒〇
2ヶ月分の保育料はもちろんかかります。
産後も2ヶ月近く実家に滞在できるので、1か月検診のサポートや産後の体力回復も手厚く可能ですよ。
2人目は里帰り出産する?しない?
[引用画像:Combi Town]
「2人目で里帰り出産をしましたか?」アンケート結果です。
1人目で里帰り出産を選択した方は約半数以上いましたが、約3割近くまで減少しています。
[引用画像:Combi Town]
上の子の保育園や習い事があるから
自分のペースで出産・育児をしたいから
実家の事情
やはり、上の子を考えて里帰り出産をしない方が圧倒的ですね!
出産はいつ何時、なにがあるかわかりません。
2人目は里帰り出産をしましたが、「上の子を保育園に通わせていれば!」と思った瞬間が何度もありましたw
どちらの場合も、メリット・デメリットがありますね。
2人目里帰り出産のメリット
【2人目里帰り出産の5つのメリット】
- 上の子が祖父母遊んでもらえる
- 上の子がママとの1対1の時間を楽しめる
- 体をやすめられる
- 頼れる家族がいる
- 夫もゆっくりできる
1.祖父母と遊んでもらえる
上の子は私の実家のおばあちゃんたちが大好きです。
里帰りの期間中、濃密にかかわったことが関係していると思います。
とにかく色んな所に連れていってもらいました!
私が相手ができないときはカルタや折り紙、手遊び、縄跳び、お手玉、あやとり、コマまわしetc・・・
普段では体験できない遊びを何回も何回も繰り返し遊んでもらっていましたね。
おばあちゃんも孫には甘いので、ずっと付き合っていました(笑)
未だに祖母から「あの期間は楽しかった」といわれるほど。
2.上の子がママとの1対1の時間を楽しめる
私にとって人生最悪の体調の悪さだったつわり・・・
3人とも強弱はあれど、出産前まで続きました。
それでもギリギリまで働きました!
上の子も私の気持ちがわかりつつ甘えたい気持ちを我慢して生活していたと思います。その分パパのサポート。
休みに入ったら、どこに行ってもママ!ママ!で満面の笑み。
絵本を読むちょっとした時間が幸せそうでした。
もちろん、イヤイヤ期と重なっていたので、妊娠後期のつわりと重なってつらい時もありましたが、そこは祖母にカバーしてもらいました!
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3.体をやすめられる
1人目とおなじですが、これに尽きます!!
自宅にいると、色々とやるべきことが多く、気づいたら1日立っていた!なんてこともザラでした。
特に2人目はつわりにプラスして貧血が強く、ずっと鉄分補給をしていました。
とにかく体が動きずらかったので、上の子を見ててもらえるのはとても助かりました。
4.頼れる家族がいる
出産はいつ何時、なにがあるかわかりません。
2人目はまさかの予定日超過!!
しかも予定していた分娩病院の系列の病院に転院することになりました。
なので、朝から晩まで私がいない状態に・・・
だいぶ祖母たちに慣れてきていたので、上の子は最初不安そうにしていましたが、
「お腹の赤ちゃん、頑張って産んでくるからね」と声をかけ、病院に行きました。
陣痛促進からの出産。また出血過多に・・・
一時期安静を余儀なくされましたが、徐々に回復し、上の子に会えたのは入院して3日後でした。
泣いているかなと思いましたが、意外にもケロっとしていて、初めてみた妹に興味津々!祖母曰く家ではグズって大変だったようです。
本当に家族に助けてもらいました。
5.夫もゆっくりできる
1人目に引き続き、独身貴族ですw
里帰りまでを目標にやってきた反動で夫自身も疲労困憊でしたが、1人でゆっくり休めたので徐々に回復していっていました。
ただ、1人目のときと違って上の子に会いたくてたまらなかったようですがw
なので、2人目のときは里帰りははやめに切り上げました。
2人目里帰り出産のデメリット
【里帰り出産の5つのデメリット】
- 上の子がパパに会えなくて寂しがる
- 上の子が保育園を長く休む
- 生活リズムが崩れる
- 実家ロス
- 夫の立ち合い出産ができない
1.上の子がパパにあえなくて寂しがる
上の子は超が付くほど、パパが大好き!
里帰りする前にパパと一緒に義理実家に帰省するほど、2人でデート気分を味わっていましたw
そんなパパと急に会えなくなる・・・
パパが里帰り先に来てくれた時はもうべったりで、帰るときは大泣きで離れたくないとしがみつき、見送りの新幹線のホームでギャン泣きしていました…
2.上の子が保育園を長く休む
今まで楽しく通っていた保育園に急にいかなくなり、先生や友達とも遊べなくなる・・・
上の子の気持ちの変化が一番心配でした。
最初のうちは新しい生活が楽しくて、ワクワクドキドキ。
ただ後半はマンネリ化していたところも正直あります。
慣れてくると今までいうことを聞いていた祖母に対してグズグズなんてことも・・・
特に上の子は人見知りが非常に激しく、新しい友達を作るのが苦手なタイプ。
実家の近くに一時保育園もあり、1度行ってみたら「いつもの保育園だったら行く・・・」と言われてしまいました。
家にベビーシッターさんが来て、楽しく活動できる方が上の子にはあっていたのかもしれません。
その間に私や祖母は休憩できるといいですよね。
3.生活リズムが崩れる
これは上の子も私も同じです。
今まで共働き・保育園生活ですから、日々時間に追われていました。むしろ規律がとれていたのかもしれません。
それがいきなりのフリー(笑)
なるべく保育園生活と同じようなタイムスケジュールにしようと努めてきましたが、それが私にとって逆にストレスに・・・
時間通りに動かない上の子にイライラ。
そんなに怒らなくても・・・という祖母にもイライラ。
今思うと、貧血とつわりのひどさに加えて、精神的につらかったですね。
4.実家ロス
1人目と同様、実家から帰ってきたときに陥りました。
ただ、上の子が保育園を再開したので、精神的にとても助かりました。
2人目は育児経験もあるので、慣れもあったかもしれません。
ですが、少しだけ休みたい時、少しだけ外出したい時、少しだけ寝かせてほしい時など、日中に1人で自宅で育児していると「少しだけ」見てもらう有難さを再認識したように思います。
5.夫の立ち合い出産ができない
1人目2人目は里帰り先のため、物理的に間に合いませんでした。新幹線で約2時間半の距離・・・
ちなみに3人目は里帰りしなかったですが、朝方の出産のため上の子たちの対応のため立ち合いできず・・・
結果、わが家の夫は立ち合い出産しておりません。
今は立ち合い出産を希望するご夫婦が非常に多いですよね。
コロナ渦で物理的に立ち合いを禁止している病院や産院も増えてきてしまいましたね・・・
夫に聞いてみると、
とのことでした。
里帰りならでは問題ですが、距離やタイミングが会えば間に合うこともあるかもしれません。1人目のときは約1時間だけ間に合いませんでした。惜しい!
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まとめ
【2人目里帰り出産の5つのメリット】
- 上の子が祖父母遊んでもらえる
- 上の子がママとの1対1の時間を楽しめる
- 体をやすめられる
- 頼れる家族がいる
- 夫もゆっくりできる
【里帰り出産の5つのデメリット】
- 上の子がパパに会えなくて寂しがる
- 上の子が保育園を長く休む
- 生活リズムが崩れる
- 実家ロス
- 夫の立ち合い出産ができない
いかがでしたでしょうか。
2人目里帰り出産でもそれぞれメリット・デメリットがありました。
特に、今回は上の子もいたので反省点としては4つあります。
- 里帰り期間をもっと短くするべきだった
- 上の子のイヤイヤ期と重なった
- 上の子の生活リズムの乱れが目立った
- 実家との関係性のもつれた
やはり今回は上の子がポイント!
産前・産後ともに、祖母が上の子に関わってくれていたので、急な入院のときに非常に助かりました!
ですが、徐々に上の子の相手も疲れが重なってくると関係がギクシャク。
生活スタイルの違いから更に、イライライライラの連鎖・・・
1人目は産後2ヶ月半、2人目は産後1か月半で自宅に戻ってきましたが、もう少し早くてもよかったかなと感じてます。
[引用画像:Combi Town]
「2人目出産後の実家の滞在期間は?」のアンケートでも1か月未満~1か月と答えた方が約7割という結果でした。
産後の気持ちのコントロールって難しいですね。
普段気にならないことや流してしまうことまで、気になってしまいます。
そして上の子の気持ちのケアはもっと大切だと感じました。
今までママパパの中心は自分だったはず・・・
妹か弟ができるってわかっていても中々受け入れられない・・・
おばあちゃんたちとの生活は楽しいけど・・・
当時は上の子の心の声に耳を傾けてあげられませんでした。
ちなみに長女になった今、あらためて当時のことを聞いてみると・・・
どうやら振り返ってみると長女的には良い思い出として残っているみたいです。
思った以上に子どもは強く、たくましく、色んなものを吸収して成長してるんだなぁと思いました。未だに長女は私の実家が大好きでしょっちゅう行きたがりますw
大切なわが家の子どもたち。里帰り出産をしてもしなくても、ご夫婦でベストの形を決めて、素敵な出産をお迎えください!