赤ちゃんを抱っこされているママ…
抱っこよりもおんぶヒモがはるかにメリットが多いって知ってましたか?
しかも知育にもいいんです!2倍嬉しいw
でも、おんぶって意外に勇気がいることだったりします。
私も長女の時、ぶっちゃけ外ではほとんどしませんでしたw
それでも次女・三女と家族が増えるたびに増えるおんぶ率w
私は仕事柄、脳の発育とかについつい目がいっちゃって、3姉妹の子育てにも活用しまくりです。
で、自然な流れで「おんぶ紐」を導入。
でも気が付いたんですよ。
周囲見回しても、おんぶ紐めっちゃ少ない!って!
そこで今回はOT視点から、また実際に年齢の近い3姉妹ママとして、
- おんぶ紐をいつから使うといいのか?
- なぜ私が抱っこひもよりもおんぶ紐をおすすめするのか?
をまとめてみたのでご覧ください!
抱っこひもで腰が痛くなっているママも必見です!
さらに、簡単にできて、ダサくないおんぶ紐を、実体験に加え、ママ友10人から聞いたおすすめのおんぶ紐とあわせてご紹介していきます。
【おんぶ紐 厳選5選】
私も含め、ママ友10人も、この中のいずれかを使っています。
しかも、セカンド紐として、購入している方もちらほら。
それではご覧ください!
3姉妹を子育て中のワーキングマザー。職業は医療職。子どもから大人まで病気やケガをした方の回復をサポート中。そこで得た医療知識を使って、幼児・小学生向け…と、つきしば家 独自の教育論を積み上げ中!モットーは『子どもの脳が”ワクワク”する体験や学びを増やすこと』。当ブログオリジナルキャラ”脳育ちゃん”が子どもがよろこぶポイントに花をそえてくれます♪
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目次
おんぶ紐はいつから使うのが理想的?
一昔前は、子どもができたらおんぶすることが主流でした。
特に女性は家で家庭をなんとやら・・・と言われた時代ですから、すべて母親が家事や畑仕事も切り盛りしていました。
実際、子育てをするようになってから祖母の子どもの頃の話をよく聞きましたが、年の離れた妹を早くおんぶしたくて、「早く3か月過ぎろ~」って思っていたようです(笑)
おんぶを始める時期は、赤ちゃんの発達段階から見ながらですが、首座りがひとつの目安になってきそうです。
おんぶの乳児に対する影響をみるため、 夏期を除く9月~6月の間のおんぶの頻度を1,375名について調べた。
・3か月頃から開始:15%
・5か月頃から開始:50%
・6か月~12か月頃から開始:50~75%
・12か月~18か月頃から開始:45%
【参考文献:大原俊夫 国立福山病院小児科 小児保健研究 30(3): 103-103, 1972.;【文献】16.おんぶについて】
医療文献では、首座りからさらに安定する5か月あたりから開始する方が多いようですね!
ちなみにわが家では次女と三女ともに5か月(寝返りするかしないかくらいの頃)から開始しています。
その子の成長過程や性格によってもばらつきがあるので、ぜひ実際に試してみることをオススメします!
おんぶ紐を抱っこ紐よりおすすめする根拠
おんぶには、抱っこよりメリットが5つあるんです。
- ママとの密着度がUPする
- 赤ちゃんの視界が広がる
- 両手がフリーになって動きやすい
- 負担が少ない
- リーズナブル
しかも、知育にも一役、買ってくれますよ。
1.ママとの密着度がUPする
抱っこと同様に、おんぶもママとの密着度が格段にあがります。
そして、ドーパミンがドンドンでてきます!
特に、ママが前にかがんだりすると重力にまかせて、更にぴったり!
赤ちゃんも嬉しくなりますね!
更に、私のバイブル!茂木先生の本でも、赤ちゃんの頃からのスキンシップを推奨しています。
・ドーパミンは脳内の神経伝達物質で、うれしいことや楽しいことがあると分泌されることから、「脳内報酬」とも呼ばれています。
・このドーパミンが出れば出るほど、私たち人間は物事に対する意欲が高まり、何事においても積極的に取り組めるようになります。
・0歳から2歳の間に触覚をうまく鍛えることができれば、運動神経がいい子に育つという研究結果が出ています。
・聴覚と触覚は親子の肌のふれあいでぐんぐん育つ
著書:5歳までにやっておきたい本当にかしこい脳の育て方
赤ちゃんが初めて手にする感覚は触覚です。
お腹から出てきて、初めて空気に触れ、初めて服を着て、大好きなママに抱っこされる・・・それが「ここちよい」と初めて気がつきます。
口に指やおもちゃを入れることで、すこしずつ、自分の体の感覚や位置をわかっていきます。
ママのギュウは一番、幸せに感じます!
次に聴覚です。
お腹の中で聞いていた声を答え合わせします。
主に触覚は黄色の部分、聴覚は水色の部分で判断しています。
頭のてっぺんと、耳の横あたりですね。
2.赤ちゃんの視界が広がる
外にでると刺激がいっぱい!
今まで家の中や、ママたちの顔だけみて過ごしていた赤ちゃんが、まわりに興味を持ち始めます。
抱っこしているといい意味でも悪い意味でも、ママの顔に引き寄せられていきます。
子どもの注意力には限界があり、2つのことを一気に一緒に行う能力は低いです。
そして、好きなものの方に引き寄せられます(笑)
ごはんのときにテレビをつけるとテレビにばかり気をとられたり。
抱っこしていてママばかりみて、他のものに目がいかなかったり。
すべて、脳がこれから成長するあかしでもあります。
まだまだ発展途上ってことですね。
そんなときは、私たち側で環境を変えてあげる必要があります!
抱っこからおんぶに切り替えるのもその1つです。
手足の動きやすさや視界の広さ、更には色んな音にも反応することが出来て、いろんな感覚たちをフルに使えます!
3.両手がフリーになって動きやすい
ママ側にもメリットがあります!
おんぶをすることで、両手があきます!
なんでもできます(笑)!!
特に、三女が産まれた直後は、実質的に手が足りなくて…
と、常に言っていましたw
更に、夕方~夜にかけて、赤ちゃんはグズることが多いです。
ちょうど上の子どもたちのゴールデンタイムです。
ごはんやらお風呂やら、その他もろもろ・・・
とてもじゃないですが、三女につきっきりというわけには行きません。
三男の後追いが激化…!半径50㎝のとこにいればご機嫌なので
「ごはんとお風呂、自動的にやれる道具だしてよ!ドラえも〜ん!」
ていう、のび太的な気持ちでいっぱいだけど、ドラえもんが私に渡してくれた道具はこれ。
おんぶ紐!!!
わかってる〜わかってるよ〜でも背中がめちゃ痛くなるんだ〜涙
— マイミ@きちんと向き合い綴る(職場復帰半年) (@maimi_cocohare) June 20, 2019
そんなときは、すぐにおんぶです!
ご飯作っているときもお風呂の準備をしているときでも、ずっとおんぶしています(笑)
そのため、用途やおんぶする時間によっておんぶ紐を使い分けています。
4.負担が少ない
簡単に言えば、リュックと同じ感覚です。
重いものは前より背中に背負った方が、腰の負担は格段に減ります!
まだ三女くらい軽かったら、キツくはないのですが、徐々に月齢があがっていくと負担はきます。
なので、こちらも用途と時間によって、使い分けています。
5.リーズナブル
近年、抱っこ紐はさまざまな会社が参戦し、バリエーションも非常に富んできています。
4WAY仕様の抱っこ紐ともなると、相場が1~3万円前後と、意外に高めです…
わが家の初めての抱っこ紐は「エルゴベビー」で購入しました。
必需品とわかっていても、お財布と相談したことを今でも覚えています(笑)
その点、おんぶ紐はセカンド紐として購入される方も多く、オンリー仕様であれば、5000円前後で購入可能です。
ちなみに、私が初めて購入したのは「ラッキー工業」のおんぶ紐で西松屋で3000円くらいでした。(2019年8月現在)
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おすすめのおんぶ紐【厳選5選】
【おんぶ紐 厳選5選】
- エルゴベビー『オムニ360』
- アップリカ『コアラ メッシュプラス』
- ラッキー工業『オンバックスキャリーベーシック』
- 北極しろくま堂『昔ながらのおんぶ紐』
- ベビーキャリア『ONE KAI AIR』
厳選5選からおすすめのおんぶ紐を紹介していきます!
1.エルゴベビー『オムニ360』
私も含め、10人中7人のママが抱っこ紐兼おんぶ紐として、使っています!
圧倒的人気です!!
人気の理由は、やはり疲れにくいからです。
一度おんぶしてしまうと、そのままスヤスヤ・・・
なんてこともしばしば・・・
ママが疲れにくいと赤ちゃんも疲れにくいのです!
ただ、エルゴのおんぶは少しコツがいります!
というのも、明確に赤ちゃんの置く位置が決まっていないんです!
次女のときに、この動画をみながらなんども練習していました。
現在、エルゴベビーから発売されている「オムニ360」を見て、あまりの進化具合にびっくり!!
長女が産まれたときは、新生児はインサートと呼ばれる付属品(別売り)がないと、抱っこできなかったんです!
それが常備仕様!!
更に、ママとの密着から起こるムレや、夏の暑さ対策にはもってこいのメッシュ素材!!
新生児も使えて、抱っこもできて、おんぶも出来て・・・素晴らしい!!
ただ、その分、お値段ははります・・・
これ1つあれば、なにもいらないのでは?と思ってしまうくらい、付け入る所がありません(笑)
2.アップリカ『コアラ メッシュプラス』
セカンドおんぶ紐で初めて購入したのがアップリカでした。
ちなみに、次女をおんぶするために購入したのが「アップリカ」の「Pitta(ピッタ)」です。
[引用画像:アマゾン]
現在は・・・なんと!生産終了しています!!
個人的にはセカンド紐として、かなり重宝していました…
10人中、1人のママがセカンド紐として購入していました。
というのも、長女が生まれたときはエルゴベビーが大流行り!
ただ、新生児を抱っこするときに、基本的にインサートが必要でした。
その点、アップリカはそのまま装着が可能!!
しかも、おんぶするときに腰ベルトがなかったため、リュック感覚ですぐに背負えていました。
装着もエルゴに比べれば、格段に楽です!
アップリカの特徴的なところですが、どこの位置に赤ちゃんを置いたらよいか、一発で分かります!
このように、足部分をしっかり覆ってくれるベルトがあるんです!
カチッっとはめるだけで止まります。
手を出す位置もきまっているので、非常に赤ちゃんのことをよく考えた構造になっています。
後は、ソファに赤ちゃんを装着したまま、おいて、リュックのように背負えば完璧です。
見た目もすっきり!
頭の部分もしっかり支えてくれる設計になっています。
現在は、「Koala(コアラ)」シリーズで、展開中。
ピッタから更に改良され、素晴らしい商品になっています!
腰ベルトタイプになったため、装着方法はエルゴに似てきています。
メッシュ素材のでムレ対策はばっちりです。
ただ、個人的にはサクッとリュック型で背負えるピッタ(従来モデル)がお気に入り…
そんなときこそ!
フリマアプリの金字塔!
「メルカリ」を使わない手はありません。
意外に使わなかったり、良品のまま眠っている商品が多数あると思うので、気になる方は、
「アップリカ おんぶ」
「アップリカ ピッタ」
あたりで検索してみて下さい。
3.ラッキー工業『オンバックスキャリーベーシック』
長女のときに、家用のおんぶ紐として西松屋で購入したのが「ラッキー工業」のおんぶ紐です。
余談ですが、おんぶで使う優先順位は、エルゴ⇒アップリカ⇒ラッキー工業だったのですが、次女のときにアップリカでおんぶしていたので、使おうとすると怒られます(笑)
昔から親しまれてきたフォルムで、子どもたちが通っている保育園の乳幼児クラスのおんぶ紐はすべてこれです!
値段も3000~4000円代でお手頃価格のため、10人中、2人のママがセカンド紐として持っていました。
主に使っているのが双子や年子のママでした。
ただ!
私が一番、気になっていたのは、このフォルムです…
胸元が強調され、ザ・おんぶって感じしませんか?
ところがどっこい!
さすがラッキー工業さん!
[引用画像:ラッキー工業HP]
従来の結び方の他に、かわいいりぼん結びもできます!
これなら、おんぶしたときの服装も更に幅が広がりますね。
腰ベルトがない分、長時間には向かないですが、子どもを入れる位置が決まっているので安心しておんぶできます!
4.北極しろくま堂『昔ながらのおんぶひも』
「北極しろくま堂」は、2000年創業された赤ちゃんのための「だっことおんぶの専門店」です。
ベビースリングなども多数取りそろえられています。
数十万人のママから支持されており、メディア掲載からグッドデザイン賞まで受賞されています。
10人中、1人のママがセカンド紐として購入しています。
とにかく色展開が豊富です!
商品をみているだけでも楽しくなります♪
ラッキー工業と、ほぼ同じ作りですが、1つだけ違うところが、「足入れがない」ことです。
[引用画像:北極しろくま堂HP]
どちらかというと、装着方法はエルゴに似ています。
常に赤ちゃん&ママのことを考えられた商品ばかりなので、お祝いやプレゼントにも重宝しますよ!
まず準備するのは抱っこ紐なので、おんぶ紐を早々と準備しているママをみると、目の付け所がちがうなと思ってしまいます(笑)
セカンド紐であれば、現にわたしも3つ持っているので、何個あっても助かります!
北極しろくま堂 昔ながらのおんぶひも ブルーベリーパイ【楽ギフ_包装選択】
5.ベビービョルン『ベビーキャリアONE KAI AIR』
スウェーデン生まれの「ベビービョルン」です。
実はこれ、メチャクチャほしかったんです!!思い切ってカミングアウトします(笑)
待ちゆくママをみて、
と、必死にメーカーを調べたものです(笑)
10人中、3人のママが初めて購入する抱っこ兼おんぶ紐と使っています。
長女の頃、「抱っこ紐といったら、エルゴ!」っていうイメージがまだ強くて、ベビービョルンの口コミ数自体が少なかったんですよね。
少し脱線しますが、「新生児を抱っこする」ことにおいて、エルゴと3つの点が違います。
- 新生児から縦抱っこできる
- 足がしっかりだせる
- メッシュ素材
当時(2013年)、エルゴで新生児を縦だっこしたい場合、インサートという付属品を使うのが主流でした。
[引用画像:エルゴHP]
もちろん、新生児だから抱っこ紐から足は出せません。
常にママのお腹の辺りにくるまっている状態です。
[引用画像:エルゴHP]
上の画像ように足がチョンと出せるようになるのは、しばらくたってからです・・・わが家の場合、インサートがいらなくなる頃に足が出ていました(笑)
当時、長女の足が常にお腹の辺りに丸まっているので、脱臼が心配で心配で・・・
なかなかうまく抱っこできなかったのを覚えています・・・
ちなみに、この3つの問題を解決するために、「ベビービョルンにした!」というママもいたくらいです!!
現在は、「オムニ360 」が、この問題をすべて解消してくれています。ただ、お値段はそれなりにしますw
その点、「ベビーキャリア ONE KAI」は、すべての点を網羅した上に、エルゴよりは若干安めに設定されいます。
もちろん4WAY仕様なので、おんぶも可能です。
ママ友1名だけ、エルゴとベビービョルンを持っているママがいますが、
と、言っていました。
ベビービョルンはおんぶで赤ちゃんが寝た場合、ベルトを外すのにひと手間かかり、その間に赤ちゃんの目が覚めてしまう・・・のがお決まりのパターンのようで、すべてをいいとこどり!ってわけには、なかなか行きませんね。
ラン活と一緒でしたw
ちなみに、新生児の抱っこのみを考えている方は、「ベビーキャリア MINI」を激しくおすすめします(笑)
私が新生児抱っこで一番ほしかったのはこのモデルです!未だに心残りありありですw
やはり新生児のうちからこの2点の悩みが解消されるのは、これだけです!
- 縦抱っこできる
- 手や足がちゃんと外に出る
見積もりに余裕がある方はぜひ!
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まとめ
【おんぶ紐 厳選5選】
おんぶ紐をいつから?にあわせて、
5つのおんぶ紐も紹介してきましたが、やはりメリット・デメリットがありましたね。
全部いいとこどりってわけには行きません。
- 抱っことおんぶを両方したい!
- おんぶだけしたい!
2パターンをわけて考えてみるのも、よさそうですね。
だっこ紐・おんぶ紐にもそれぞれメリット・デメリットがあります。
わが子のことですから、一番ママがやりやすいスタイルをとるのが、1番だと思っています。
それでも、今まで試したことのない「おんぶ」に興味をもって、ここにいらっしゃった方もいるのではないでしょうか?
そんなときは、赤ちゃん本舗や西松屋、直店舗でためしてみることをおすすめします!
ためしてみることで、赤ちゃんの意外な発見、成長も期待できるかもしれませんよw
どんどん新しいことが取り入れられていく世の中です。
現在使っているだっこ紐やおんぶ紐も、どんどん改良され、ここ数年で更に素晴らしいものが出来ています。
それでも、おばあちゃんの知恵袋みたいな感じですが、子育てをする上で先人たちが行ってきたことは、今でも、ためになることが多いです。
長女のときは、ほとんど行わなかったおんぶも、次女・三女となると、おんぶ紐の存在にとても助けられています!
自分にあった生活スタイル、子育てスタイルに、
ぜひ「おんぶ」を追加していただけたら嬉しいです!