皆さん、インターナショナルスクールって、どんなイメージがありますか?


インターナショナルスクールは、子どもの将来を考えると、
世界で活躍できる英語力やグローバルな感覚を身につけるには、
もってこいの環境がととのっています。
ただ、
インターナショナルスクールへの進学には、メリットだけでなく学費や進路といった問題が、からんできます。
この記事では、インターナショナルスクールの基礎知識からメリット・デメリット、
失敗しない選び方をまとめてみました。
読み終わる頃には、子どもにとって、
インターナショナルスクールが選択肢にあるかどうかの
判断ができていると思います。
「インターナショナルスクールっていいかも!そうしよう!」と、
一時の感情やブームに流されず、最後までじっくり読んでから、
家族みんなが納得できる教育環境を検討できるとよいかと思います。
それでは、どうぞ。
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目次
- 1 インターナショナルスクールのメリット|インターナショナルスクールとは?知っておきたい基礎知識
- 2 インターナショナルスクールのメリット|子どもの将来を広げるインターナショナルスクールの5つのメリット
- 3 インターナショナルスクールのメリット|「後悔」や「意味ない」とならないために知るべき5つのデメリット
- 4 インターナショナルスクールのメリット|インターナショナルスクールに向いている子どもと家庭の特徴
- 5 インターナショナルスクールのメリット|気になる学費相場と費用に関する実態
- 6 インターナショナルスクールのメリット|失敗しないスクール選びと入学に向けた準備
- 7 インターナショナルスクールのメリット|学費がリーズナブルなOWIS大阪・つくばを検討してみよう
- 8 インターナショナルのメリット|まとめ。スクールのメリット・デメリットを見極めよう
インターナショナルスクールのメリット|インターナショナルスクールとは?知っておきたい基礎知識

インターナショナルスクールとは、
もともと日本に在住する外国籍の子どもを対象として設立された教育施設です。
近年では、
グローバルな環境や質の高い英語教育を求めて、
日本の子どもが入学するケースが一気に増えております。
ただし、
日本の学校教育法で決められた学校ではないため、法律的ものは各種学校・無認可校となる場合が、大半です。
簡単にいうと、
日本の義務教育を学んだ扱いにならず、
進路を考えるときに、
特別な手続きなどが必要になる可能性がありますので、注意しておきましょう。
教育カリキュラムは学校によって異なり、
国際バカロレア(IB)・アメリカ式・イギリス式・カナダ式などが採用されています。
知識の詰め込みや暗記よりも「なぜでしょうか?」と問いかけ、
自ら答えを導き出すプロセスを大切にしているのが、
インターナショナルスクールの特徴です。

卒業後の進路を確保するためには、
WASCやCISといった国際的な教育評価団体の認定を受けているかどうかがも大切です。
なので、未認可のインターナショナルスクールは、
国内外の大学への入学資格が認められないリスクがあるため注意してくださいね。
インターナショナルスクールのメリット|子どもの将来を広げるインターナショナルスクールの5つのメリット

インターナショナルスクールに通う主なメリットは、以下のとおりです。
【インターナショナルスクール通うための5つのメリット】
- バイリンガル環境で生きた英語力が自然と身につく
- 自分の意見をくわしく伝えられる主体性と探究心が育つ
- 多様な文化や価値観を受け入れる国際感覚が育つ
- 日本の学校とは異なる先生や授業スタイルとの出会いがある
- 海外大学への進学など将来の選択肢が世界まで広がる
それぞれのメリットを1つずつ詳しくお伝えしていきますね。
①バイリンガル環境で生きた英語力が自然と身につく

インターナショナルスクールの最大の特徴は、
校門をくぐった瞬間からすべての生活が英語で行われる
「イマージョン教育」です。
簡単にいうと、
日常会話がすべて英語です。
算数や理科、体育といった教科もすべて英語で学ぶため、
高い英語力がそだちます。
休み時間に友達と遊ぶときも英語を使うため、
教科書にはのっていない生きた英語や
自然ないい回しも学べるのが魅力です。
幼少期から英語のシャワーを浴び続けると、
日本語をかいさずに英語を英語のまま理解する「英語脳」が形成されていきます。
発音やイントネーションもネイティブに近いレベルで習得でき、
日本人離れした美しい英語を話せるようになります。

将来、ビジネスの現場や海外での生活において、
言葉の壁を感じることなく自由にコミュニケーションがとれるのは大きな武器です。
世界中のどこに行っても自分の意思を伝え、
相手を理解できるという自信は、
子どもの人生の選択肢を大きく広げてくれます。
②自分の意見をくわしく伝えられる主体性と探究心が育つ

日本では常に素早く正解を出すのが求められますが、
インターナショナルスクールでは、
「あなたはどう思うか」がつねに聞かれます。
授業は先生が一方的に話す形式ではなく、
生徒がリサーチ・議論・発表するプロジェクト型学習が中心
です。
自分の意見を主張するだけでなく、
考えた理由を論理的に説明するトレーニングが日々、行われます。
クラスメートの前でプレゼンテーションをする機会も多く、
人前で話すときの抵抗感や恥ずかしさをなくせるのが特徴です。
他者からの質問や反論に対しても、
感情的にならずに、建設的に議論を交わすクリティカルシンキングが身につきます。
正解はひとつではないという前提があるため、
「失敗を恐れずに新しいアイデアを提案」
「ユニークな発想」などが称賛されます。
自分自身で課題を見つけ、
解決策を考える探究心は、
変化の激しいこれからの社会を生き抜くために不可欠な能力です。
③多様な文化や価値観を受け入れる国際感覚が育つ

インターナショナルスクールには、
世界数十か国から集まった多様なバックグラウンドを持つ生徒たちがいます。
肌や目の色・宗教・食べるもの・家庭の習慣などがみんな違う環境が、
子どもたちにとっては当たり前の日常です。
そのため、自分と違う存在に対して偏見を持つのではなく、
そういう考え方もあると自然に受け入れられる柔軟性が育まれます。
日本の学校で起こりがちな「みんなと同じ」という同調圧力が少なく、
個性を隠さずにのびのびと過ごせる環境です。

グローバル社会において、
誰とでも対等に関係を作れる「真の国際感覚」は、
語学力以上に大切な資質になります。
④日本の公立校とは異なる先生や授業スタイルとの出会い

インターナショナルスクールで、
先生と生徒は上下関係というより学びのパートナーに近く、
とてもフラットでフレンドリーです。
先生は生徒一人ひとりの個性を尊重し、
得意な分野や興味のある部分を徹底的に伸ばすようにおしえていきます。
苦手な分野があっても否定せず、
どうすればできるようになるかを一緒に考えてくれるサポーティブな姿勢が特徴です。
授業中に自由に発言や質問する姿勢もOKのため、
活発な意見交換が行われる教室はつねに活気に満ちています。
校則やルールでしばるケースは少なく、
子どもたちの自主性や責任感を信じて任せる教育方針がとられています。
⑤海外大学への進学など将来の選択肢が世界まで広がる

国際バカロレアなどの国際的なカリキュラムを修了すれば、
世界中の大学への入学資格が得られます。
日本の大学入試のようなペーパーテストだけでなく、
高校時代のエッセイ・課外活動・成績などが総合的に評価される仕組みです。
インターナショナルスクールで培った探究心・リーダーシップ・ボランティア活動などの経験が、
そのまま評価につながります。
もちろん、日本の大学へ進学する道も閉ざされておらず、
帰国生入試や総合型選抜を活用して難関大学へ進む生徒も多いです。
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インターナショナルスクールのメリット|「後悔」や「意味ない」とならないために知るべき5つのデメリット
インターナショナルスクールのデメリットは、以下のとおりです。
【インターナショナルスクール通うための5つのデメリット】
- 日本語力が育たないうちにダブル・リミテッドのリスク
- 学費以外の出費がかさむ経済的な負担の大きさ
- 日本人ばかりの環境では英語力が伸び悩む現実
- 地域のコミュニティや近所の友達との希薄な関係性
- 日本の公立校へ転校するときに生じる学習の遅れ
デメリットやリスクをあらかじめ知っておくと、対策をができたり、トラブルを回避したりできるので、調べておくことをおすすめします。
①日本語力が育たないうちにダブル・リミテッドのリスク
日本語の力を育てる時期に、どうしても英語環境に長時間ひたるため、日本語に触れる時間がどうしても少なくなります。
そのため、日本語の発達に遅れがでやすくなります。
日常会話には問題がなくても、漢字の読み書きが苦手だったり、敬語がうまく使えなかったりするケースも難しくありません。
そこから、コミュニケーションがうまく行かず、社会に馴染めず、悪循環になるリスクも考えておかないといけません。
そして、さらに深刻なリスクとして知られるのは、どちらの言語も年齢相応のレベルに達しないダブル・リミテッドです。
簡単にいうと、日本語も英語も中途半端ということです。
抽象的な思考や深い論理的思考をする学習言語が確立されないと、
学力全体の伸び悩みに直結してしまいます。
また、歴史・文化・社会常識などの知識が不足しがちになり、
日本人としてのアイデンティティに揺らぎがでる場合もあります。

家庭内で「親とは日本語で話す」というルールを徹底するなど、
意識的に日本語環境を確保する努力が大切です。
②学費以外の出費がかさむ経済的な負担の大きさ
インターナショナルスクールの学費は皆さんがご存知のとおり高額です。
Webサイトに掲載されている授業料はあくまで一部に過ぎません。
入学時には数十万円の入学金や施設拡充費が必要になり、
毎年、施設維持費や教材費などが別途徴収されます。
くわえて、スクールバスを利用する場合は年間15万〜50万円、
給食費も年間20万円程度かかるのが一般的です。
制服代・指定のタブレット端末代・修学旅行や海外研修の積立金なども、
すべて保護者の実費負担となります。

為替の影響や物価上昇により、
授業料が年度途中で値上げされるリスクも、
考慮しておかなければなりません。
③日本人ばかりの環境では英語力が伸び悩む現実
インターナショナルスクールとひとくちにいっても、生徒の国籍比率は学校によって大きく異なります。
「日本人に人気がある」「入学基準の英語力が低い」といったスクールでは、
クラスの過半数が日本人という場合もあります。
そうなると、授業中は英語で話していても、
休み時間や放課後に子どもたちは楽な日本語で会話をしてしまいがちです。
学校側が日本語禁止ルールを設けていても、
先生の目が届かない場所では徹底されないケースが多々あります。
その結果、高い学費を払っているのに期待したほど英語力が伸びず、
「英会話教室でよかったのでは?」ということになりかねません。
まずは入学前に学校見学に行き、
休み時間の生徒たちの様子や、実際に飛び交っていることばを確認しておくことをおすすめします。
④地域のコミュニティや近所の友達との希薄な関係性
インターナショナルスクールは、
スクールバスや電車で遠くの学校に通うため、
近所の子どもたちとの接点がほとんどなくなります。
放課後に近所の公園で遊ぼうと誘われる機会もなく、地域のなかに友達がいない孤立感を味わうかもしれません。
地元の公立小学校とは長期やすみの時期も違うため、ラジオ体操や夏祭りといった地域の行事にも参加しにくくなるのが難点です。
親側も近所の学校に通わせている保護者とのつながりが持てず、地域の情報が入りづらくなる点にも留意が必要です。

災害時などの緊急時に、近所で助け合える顔見知りがいない状況は、防犯・防災の面でも不安材料となりやすいです。
地域とのつながりを保つため、「地元のスポーツチームに入る」「積極的に地域のイベントに参加する」といった工夫も大切です。
⑤日本の公立校へ転校するときに生じる学習の遅れ
経済的な事情や子どもが馴染めないなどを理由に途中で日本の公立校へ転校する場合、学習の遅れが懸念されます。
日本の学習指導要領とインターナショナルスクールのカリキュラムの違いから、学習内容に大きなギャップが生じるからです。
とくに国語の漢字や社会の地理・歴史は未習部分が多く、授業についていくためには多くの努力を要します。
算数・数学でも計算の解き方や進度が異なるため、答えはあっていてもプロセスが違い戸惑うケースも少なくありません。
また、自由な校風に慣れた子どもにとって、日本の学校の細かい校則や規律正しい集団行動は大きなストレスになりやすいです。
日本の学校に戻る際は、家庭学習で日本の教科書レベルの学力を維持しておくリスク管理も大切です。
インターナショナルスクールのメリット|インターナショナルスクールに向いている子どもと家庭の特徴

インターナショナルスクールに向いている子どもや家庭の特徴は、以下のとおりです。
【インターナショナルスクールに向いてる子ども&家庭の特徴】
- 異文化への適応力が高く変化を楽しめる子どもの性格
- 日本語教育の不足を家庭でサポートできる親側の覚悟
- 教育方針にブレがなく学校と協力関係を築ける家庭
- 予期せぬ出費にも対応できる余裕のある経済力
ご自身の家庭環境や子どもの性格と照らし合わせ、インターナショナルスクールに向いているか慎重に見極めましょう。
①異文化への適応力が高く変化を楽しめる子どもの性格

言葉が通じない環境でも、物怖じせずにジェスチャーや表情でコミュニケーションをとろうとするタフさが子どもには求められます。
間違いを指摘されても落ち込まず、「次はこうしてみよう!!」と前向きに捉えられる芯のある子どもは伸びる傾向がつよいです。
新しい環境や変化に対してストレスを感じるのではなく、ワクワクして楽しめる好奇心旺盛な性格が向いています。
自分の意見をはっきりいう姿勢がよしとされるため、消極的で目立つのが苦手なタイプの子にはつらい環境になるかもしれません。
親側の希望だけでなく、
子ども自身の性格や適性を冷静に見極める姿勢が、幸せなスクールライフへの第一歩です。
②日本語教育の不足を家庭でサポートできる親側の覚悟

学校では英語教育が中心となるため、
日本語の読み書きや日本の文化・習慣は、家庭が責任を持って教えなければなりません。
学校から帰ったあとや週末に漢字ドリルをやらせたり、日本語の本を読み聞かせたりする地道な努力が求められます。
子どもが「英語のほうが楽だから」と日本語を嫌がっても、根気強く日本語で話しかけ続ける親の強い意志が必要です。
「学校にお金を払っているのだから全部やってくれる」というお客さま気分では、バイリンガル教育は成功しないのです。
③教育方針にブレがなく学校と協力関係を築ける家庭

インターナショナルスクールは独自の教育哲学を持っており、日本の学校の常識とは異なる部分が多々あります。
「宿題が少ない」「テストの点数を重視しない」などの方針を、不安や不満を持たずに理解し、信頼する姿勢が必要です。
インターナショナルスクールからの連絡や要望に対して、批判的になるのではなく、協力的に対応できる家庭が好まれます。
くわえて、夫婦間でも「通わせている理由」「子どもの将来の見通し」についてビジョンを共有しておくのが大切です。
子どもの教育方針に迷いが生じたときに、原点に立ち返れるような確固たる軸を家庭内に持っておきましょう。
④予期せぬ出費にも対応できる余裕のある経済力

インターナショナルスクールは、為替変動や物価上昇にあわせて年間数%~10%ほど学費があがるのも珍しくありません。
子どもの学年があがれば、海外研修・IB試験費用・パソコン買い替えなど、高額な出費が次々と発生します。
万が一、親の収入が減ったり急な出費が必要になったりしても、学費を払い続けられるだけの貯蓄が必要です。
ギリギリの予算で計画していると、経済的な不安が親の精神的余裕を奪い、家庭内の雰囲気を悪化させる原因になります。
少なくとも数年分の学費に相当する余裕資金を確保し、盤石な資金計画を立てておくのが安心につながります。
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インターナショナルスクールのメリット|気になる学費相場と費用に関する実態

一番大切な学費相場と費用に関する実態について、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 年間の学費相場は平均200万~300万円程度
- 無償化や就学支援金など利用できる補助制度
- インターナショナルスクールに子どもを通わせる親側の年収目安
インターナショナルスクールの資金計画を立てるときは、長期的な視点でのシミュレーションが必要になります。
①年間の学費相場は平均200万~300万円程度
一般的なインターナショナルスクールの年間学費は、200万円~250万円程度が相場といわれています。
一方、都心の有名校や歴史あるインターナショナルスクールでは、年間300万円かそれ以上かかるケースもあります。
なお、学費には授業料だけでなく、
施設維持費・教材費・テクノロジー費などが含まれている場合が多いです。
ただし、学費はあくまで学校に支払う基本料金であり、そのほかの諸経費を含めると総額はもっと高くなります。
逆に、地方都市や新設されたばかりのインターナショナルスクールは、150万円~200万円ほどと安い傾向にあります。
学校の立地・施設の充実度・カリキュラム・教員の質によって、費用には大きな幅があると思ってきましょう。
②無償化や就学支援金など利用できる補助制度
2019年スタートの幼児教育・保育の無償化制度により、条件を満たすプリスクール(認可外保育施設)は月額3万7,000円までの補助が出ます。
しかし、インターナショナルスクールの小学校以上の課程においては、公的な補助金制度はほとんど適用されないのが現状です。
たとえば、文部科学省の高等学校等就学支援金の対象となるインターナショナルスクールは、ごく一部に限られています。
ただし、東京都や大阪府など一部の自治体では外国人学校に通う子どもの保護者に対し、独自の助成金を出している場合があります。
月額数千円~1万円程度と金額は大きくありませんが、負担を減らすために居住地の制度を確認するのがおすすめです。
補助金はあくまでおまけ程度に考え、基本的には全額自己負担できる経済力が必要だと認識しておきましょう。
③インターナショナルスクールに子どもを通わせる親側の年収目安
子ども1人をインターナショナルスクールに通わせるなら、一般的に世帯年収1,000万円以上が最低ラインといわれています。
最低ラインですからね…
なお、年収1,000万円はなんとか払えるレベルで、余裕のある生活を送るには1,500万円~2,000万円以上が望ましいです。
学費を払ったあとに、住宅ローン・生活費・老後資金の積み立てなどが十分にできるかをシミュレーションする必要があります。
子どもが2人以上の場合は、単純計算で倍の学費がかかるため、年収3,000万円クラスの家庭でないと厳しい可能性が高いです。
現在の年収だけでなく、将来にわたってその収入を維持できるかという長期的な視点で判断するのが大切です。
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インターナショナルスクールのメリット|失敗しないスクール選びと入学に向けた準備
失敗しないスクール選びと入学に向けた準備のポイントは、以下のとおりです。
- 教育カリキュラムや国際的な認定の有無を確認
- 保護者の英語力や面接対策が必要なレベルかを把握
- 通学時間やスクールバスの有無など通いやすさを考慮
それぞれのポイントを事前に比較検討し、家庭に最適なインターナショナルスクールを見極めましょう。
①教育カリキュラムや国際的な認定の有無を確認
インターナショナルスクール選びで重要なのは、WASC・CIS・ACSIといった国際的な教育評価機関の認定を受けているかどうかです。
国際的な教育評価機関のそれぞれの特徴について、以下の表にまとめました。
| 機関 | 特徴 |
|---|---|
| WASC | 学校の継続的な改善を促進し、生徒の学習とウェルビーイングに焦点を当てたプロセスを重視。ピアレビューによる評価を行い、国際学校でも広く認められる |
| CIS | グローバル市民の育成と異文化理解を重視し、学習コミュニティの発展を支援。生徒のウェルビーイングと社会的責任を促進する枠組みで評価を行う |
| ACSI | 聖書に基づく教育を基盤とし、学校の組織的評価と改善を支援。生徒の学業と信仰の成長を促進し、国際的なキリスト教学校に適用 |
教育評価機関の認定校であれば教育の質が保証されており、卒業すれば世界中の大学への入学資格が得られます。
認定がないインターナショナルスクールは、進路が極端に制限されてしまうリスクがあるため、必ず確認してください。
また、国際バカロレア(IB)・ケンブリッジ式・アメリカ式など、カリキュラムによって学びの内容が異なります。
カリキュラムのそれぞれの特徴について、以下の表にまとめました。
| カリキュラム | 特徴 |
|---|---|
| 国際バカロレア (IB) | 探究ベースの学習を重視し、批判的思考・国際理解・総合的な人格形成を促進 。6科目群にくわえ、知の理論(TOK)・拡張エッセイ・創造・活動・奉仕(CAS)が必須 |
| ケンブリッジ式 | 試験中心の厳格な評価で、科目選択の柔軟性が高く、Aレベルでは3科目~4科目の専門性を高める学習が特徴。知識の定着と論理的思考力を養い、世界中の大学で高く評価される |
| アメリカ式 | 幅広い必修科目と選択科目で柔軟性が高く、APコースで大学レベルの学習が可能。試験と継続評価を組み合わせ、大学クレジット取得の機会を提供し、とくにアメリカの大学進学に有利 |
「探究学習を重視」「基礎学力をしっかりつける」など、子どもの性格や将来の目標にあったカリキュラムを選びましょう。
②保護者の英語力や面接対策が必要なレベルかを把握
多くのインターナショナルスクールでは、入学試験のときに保護者の面接が英語で行われます。
「学校の教育方針を理解しているか」「家庭でどのようにサポートできるか」などが問われ、合否に大きく影響します。
英語が苦手な場合は「通訳を連れて行けるか」「日本語の話せるスタッフがいるか」などをあらかじめ確認しましょう。
子どもの英語力チェックも行われるため、プリスクールに通ったり、家庭教師をつけたりして準備する家庭も多いです。
学校が求める英語レベルと、現在の家族の英語力にギャップがないか、事前のリサーチと対策が欠かせません。
③通学時間やスクールバスの有無など通いやすさを考慮
インターナショナルスクールへの毎日の通学時間は、子どもの体力や生活リズムに直結する重要な問題です。
片道1時間以上かかる遠距離通学は、低学年の子どもにとっては大きな負担となり、学習や睡眠の時間が削られてしまいます。
「スクールバスがあるか」「自宅の近くにバス停があるか」を確認し、具体的に通学ルートをシミュレーションしましょう。
車で送迎する場合は朝夕の渋滞なども考慮し、親自身の負担がどれくらいになるか現実的に考える必要があります。
どんなに素晴らしい学校でも、通学が苦痛になってしまっては元も子もないので、無理なく通える範囲で選ぶのが大切です。
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インターナショナルスクールのメリット|学費がリーズナブルなOWIS大阪・つくばを検討してみよう

[出典:OWIS大阪公式サイト]
ここまでインターナショナルスクールの特徴やメリット、デメリットなどをお伝えしてきました。
その中で最近、従来よりも学費を抑えた、OWIS大阪・OWISつくばなどのインターナショナルスクールが登場しています。
大阪校やつくば校では、年間学費が150万円~170万円ほどに設定されており、一般的な相場の半額近くで通えるのが魅力です。
「校舎や設備をシンプルにする」「過剰なサービスを省く」など、教育の質を落とさずにコストダウンを実現しています。
国際バカロレア(IB)のプログラムを導入しており、探究型学習や多国籍な環境での教育が受けられます。
「興味はあるけれど学費が高すぎる」と諦めていた家庭にとって、OWIS大阪やOWISつくばは非常に有力な選択肢です。
知名度やブランドだけでなく、新しい選択肢も含めて広く検討すれば、最適なインターナショナルスクールが見つかるでしょう。
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インターナショナルのメリット|まとめ。スクールのメリット・デメリットを見極めよう
インターナショナルスクールは、子どもに「生きた英語力」「世界で通用するマインド」を授けてくれる素晴らしい環境です。
しかし、インターナショナルスクールには「日本語習得の遅れ」「大きな経済的負担」といった現実的なリスクも存在します。


ぜひ、子どもの性格・家庭の教育方針・経済状況などを総合的に考え、家族全員が納得できる選択ができればいいかなと思ってです。
準備を整えたうえで飛び込めば、インターナショナルスクールには子どもの可能性を無限に広げる環境が待っています。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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